女一人旅の記録(カンボジア〜ベトナム編)

女子一人旅のブログです!国外・国内、果敢に挑んで行く所存!旅行者の方に役立ちそうな情報や、私の自己満足のコメントを主に載せて行きますので、是非ご覧くださいね。

カンボジア・シェムリアップ〜5日目〜病院

湿疹は治まらず...。

 

赤い蚊にさされのでかい版みたいなのが、地図みたいに広がっていく...。見方を変えると圧巻な眺めにも見えてきます。笑

 

もう帰るなら何とか我慢できるレベルだけど、これからベトナムに旅行することを考えて、観念して病院に行くことにしました。

 

幸いAIGの旅行保険に入っていて、その場で一銭もお金を払わなくて治療が受けられる病院がありました。自分の携帯は電話はできないので、ホステルのおじちゃんにiPhoneを貸してもらう。国際電話ってやっぱ高いのかな...ありがたや...。

 

保険会社のアシスタントサービスに電話すると若干おろおろした日本人の女の人が対応してくれて、ちょっと不安だったけどRoyal Angkor International Hospitalでキャッシュレスサービスが予約なしで受けられることを確認してくれました。トゥクトゥクもすぐホステルで手配してくれ、早速向かいます。本当にホステルの人には何とお礼を言ったら良いか...!

 

病院は普通に大きくて綺麗でした。トゥクトゥクおじさんは、待ってて欲しい?と聞いてくれたので「うん☺️」と答え、待っていてもらうことに。中に入ると白衣を着た看護婦さんたちがテキパキと働いていて、日本の病院と対して変わりません。でも患者さんは外国人ばかりだったので、地元の人には手の届かない高級病院なんだろうなということは伺えます。

 

保険を適用させるための書類を書いていると、受付のお兄さんが、「以前も湿疹でたことあるって書いたら、保険おりなくなっちゃうよー!」と注意してくれて、書き直させてくれました。笑 30分強待って、体重身長測ったら、片言英語のおじさん医師のもとへ。熱や腹痛がないことを確認すると、「なんかのアレルギーだね〜。植物かな、虫かな?注射うてば一発で治るよ〜」となんか適当な感じで診療された...!笑 ちなみに日曜日だったので、皮膚科の専門の先生がいた訳ではありませんでした。注射まで必要かな...?と思ったけど早く治るに越したことはないので承諾。が、そこでまさかのハプニング!1本だけかと思ったら、注射2本+点滴1本というなかなかの大掛かりな奴だった。しかも2本目までは良かったけど3本目の点滴が体に入ったとたんに、全身がしびれていく感覚と、吐き気とめまいにおそわれ...!薬でこんな風になったのは初めてだったので、「やばいやばい!」と看護婦さんに伝えたんだけど、「Relax〜Relax〜」とか言われて、取り合ってもらえない...笑 リラックスどころじゃないんだよ!!と、少なくとも点滴のスピードをゆるめてくれ、とお願いをして、ゆるめてもらったらだいぶましになりました。よかった...。薬のアレルギーならもっと呼吸ができなくなったり全身が真っ赤になったりするらしいので、アレルギーという訳でもなかったみたいです。結局あの症状は何なのか謎のまま...。

 

そんなこんなで点滴うたれたまま眠ってしまい、起きたらなんと3時間くらい経ってた...!トゥクトゥクおじさん待たせてるよ−!と焦りつつ会計。薬は無駄にたくさんもらって、合計約$300。もちろん支払いは0円!保険会社様様!本当に保険は入った方が良いですね。

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薬には丁寧に日本語の説明も!この病院でお世話になっている日本人が多いことが伺えますね。笑 しかもなんか錠剤めっちゃでかい。笑

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症状はだいぶましになっていました。ほとんどかゆみもない!

 

そしてトゥクトゥクおじさんのもとへ向かうと、笑顔で「大丈夫〜?」と。泣きそうになりました...。確かにいつお客さんが捕まるかわからないトゥクトゥクドライバーという職業で、次も乗ってくれると分かっているお客さんを待つのは商売のうちの一つなのかもしれません。それでも4時間も待っていてくれて、しかも文句の一つも言わない心のゆとりと優しさには本当に学ぶところが大きかったです。東京で5分待たされただけでイライラしていた自分を省みてしまいました...。

 

トゥクトゥクで空港まで送ってもらい、無事に飛行機も間に合いました。トゥクトゥクおじさんには多めにお金を渡しましてお礼を言いました。そして例の両手を合わせるポーズ。カンボジアで一番の眺めでした。

 

ここからはベトナムに移動します!